地震

防災情報等に関する用語

地震予知(じしんよち)


 「地震の規模」、「発生時間」、「発生場所」という三つの要素を精度よく予測することです。期間の長さから、大きく長期予知と短期予知の2つに分けます。
 長期予知とは、過去に起こった地震の記録や活断層の調査などから、今後数十年~百年の間の大規模な地震の発生を予知することです。高い精度で推定可能とされ、都市計画などに役立てられます。
 短期予知とは、地震が起こる数時間~3,4日前以内に、「何月何日の何時に、何処でどれだけの規模の地震が発生するか」を予知することです。現在のところ、短期予知のできる可能性があるのは、「東海地震」だけです。それ以外の地震については短期予知できるほど現在の科学技術が進んでいません。
 一方、短期予知の鍵となる前兆現象は、どのくらいの確率で捉えられるのかが不明のため 、「東海地震」も必ず予知できるとは限らないとされています。


緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)


地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる大きな揺れが来ます。
 緊急地震速報は、このP波をとらえ、地震の規模や震源地を推定し、それに基づいて各地で のS波の到達時刻や震度を予測して発表する ものです。地震の発生を予知しているわけではなく、いわゆる地震予知ではありません。
 震度5弱以上と予測された時に気象庁から発表されます。緊急地震速報を受信して、列車や エレベーターをすばやく制御させて危険を 回避したり、工場、オフィス、家庭などで避難行動をとることによって被害を軽減させたり することが期待されます。
 ただし、震源に近いところでは緊急地震速報が間に合わないことがあります。また、予測された震度に誤差を伴うこともあります。緊急地震速報を適切に活用するためには、このような特性や限界を十分に理解する必要があり ます。


PAGE TOP